2023/05/26 11:14


20代の頃から大好きな雑誌「&Premium」の7月号巻頭企画「&days」にて、
和装アドバイザー兼着付けを担当させていただきました。


発売が夏前の時期ということ、また「素敵に生きる人が、大切にしていること。」というテーマの号でしたので、
「何でもない日の浴衣」を紹介したい!! という編集者の方からのご依頼でした。

浴衣は、長襦袢を着る必要もなく(着ていても楽)、帯も半幅帯(帯結びも楽)で十分可愛いので、
和装ビギナーの方の「何でもない日の和装」として、是非是非チャレンジしていただきたい・・・!

私にも、そんな想いが日頃からありましたので、2つ返事でお引き受けをさせていただきました。


今回ご着用いただいたのは、
1899年に創業し、注染反物をメインにお取り扱いされている「丸久商店」さんの浴衣。私も大ファンです。

白地に繊細な撫子の花が染められた、涼しげな絵柄。
儚げなモデルさんの雰囲気にもぴったりで、思わずため息が出てしまいました。
ぜひぜひ、詳細は本誌でご覧いただけますと幸いです。



浴衣も「着崩れてしまう・・・」なんて相談をよくいただきますが、
大抵の場合は、「体型補正」をしていないことが原因です。
(体型補正=着物を着る前段階で、タオルなどで身体の凹凸を埋めて、着物を綺麗に見せること。)

女性の体は曲線を描いており、特に腰回りの「くびれ」を補正しないと、
帯がくびれに向かって落ちてきてしまい、着崩れる原因になります。

暑いから・・といって補正を怠ると、午後には胸元などが緩くなってしまう場合も。


今後は、着付け教室などもこまめに開催していきたく思います。
ぜひ、SNS等こまめにチェックいただけますと幸いです!